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というのがあるらしい。 たしかに、僕のおばあちゃんは、大みそかには大掃除はしてはいけない(大晦日前にすませておけ)からはじまり、正月には煮炊きをするな、ということを言っていたことは覚えています。お正月を落ち着いた気分で、厳かにうれしく迎えるための伝統だったと思います。 で、それは、それで、意味のあることだと思うし、そうだといいなと思うのですが、どうも、自分の行動を見ると、必ずしも伝統に従っているとは思えない。というか、その理想形に当てはまらない。
で、ネットによると、どうやら、ほかにもやってはいけないことがあるらしい。曰く、掃除をするな、煮炊きをするな、はまぁ、おばあちゃんの言ったとおりだけど、刃物はつかってはいけない、四つ足は食うな、喧嘩をするな、お金を使うな。とつづくらしい。 それぞれ、戒めの言葉や、意味のある言葉なのでしょう。 あ、お雑煮は必ず二足歩行の仲間、鳥、だもんね。
僕の場合は、元日は、手入れの行き届かない庭木の剪定で、ノコギリと植木ばさみで、ごりごり・ちょきちょき、今日も、それらの切った枝木をごみ収集車がもっていってくれるように、短く切って、ふんじばる仕事が残っている。
家の中では、食卓用の椅子のカバーがぼろぼろになったので、大みそかにホームセンターで買っておいた四つ足のレザーで修復。 今日は、正月も2日目だからお店も開くはずだから、こちらも、そうとう表面のニスが削れて剥げてしまった食卓の塗り直しを計画中。 タブー破りっぱなし。
静かに一年の計を立てるべきお正月が、第1週目トップの駄馬の先走りよろしく、股関節のリハビリもかねて、と言い訳しつつ、勢いよく、動き出したものの、衰えた筋力と修復未完全の股関節という現実には、勝てず、第一週目をトップでいくつもりが、すでに、第一コーナーで息切れし、体力温存してゆっくりとスタートしたグループにすでに追い越されるほどの体たらく。
今年の運勢は、どうやら、このままばたばたと、なんの長期計画も立たないまま、場当たり的な右往左往で、大みそかを迎えそうな予感がします。 でも、言い訳のポケットだけは、いっぱい持っているから大丈夫。 と、いつまでたっても学ばない人の典型的なお正月です。
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