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勝手に熱中、ポーランドの30年代のタンゴ

 投稿者:布施院  投稿日:2019年 2月 7日(木)07時46分37秒
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  この歌のポーランド語の歌詞のGoogle英訳を意訳してみました。 意味が少しわかると感動もまた違うかもしれません。 アコーディオンにも注目して聴いてみてください。

Miłość stara jak świat 愛は世界と同じぐらい古い
https://www.youtube.com/watch?v=7h3ockmlMnQ

How many things, look, and count  いくつもの、様々なものが
So fashionable in the past,   かつてはあれほどファッショナブルなものでさえ、
it has already passed      やがてはわすれられた。
Same foxtrot or bridge どんな素敵なフォックストロットもブリッジも
They can go into oblivion tomorrow 明日になれば、忘れ去られてしまうだろう。

There is one big, beautiful thing でもたったひとつの美しいもの、
Which, when you think back    君も覚えているだろう、
It always fills us with hearts  それはいつでも僕らのハートを満たす
Strong, like death       狂おしいほどに。

It's love as old as the world それは愛、世界よりも古い
What is still revived in us  それは僕らの中で生きている
And it will be many years again その愛はこれからもずーっと生き続けるだろう。
But time will not kill her   時がそれを止めることはできない。

For one truth knows the world 世界はただ一つの真実を知っている
And the only one       たった一つの真実、
That he always loves     それは、彼は、彼女をいつでも、
Boy with his girlfriend   いつまでも愛するということだ。


And I also sing in this song だから、僕はこの歌で
On this old topic again    そのことをもう一度歌おう。
Because I know you want it  君がなんと言おうと、
Though sometimes you say different things きっと君もそれを聴きたいはずだ。

It may be banal, but well ありふれた言い方だけど、
When you can create a more beautiful thing 君はもっと素敵に言えるかもしれないけど、
But I only know one truth たった一つの真実
So I stay with her  僕はそれを君に伝えたい。



この曲にかなりはまっています。 もう何十回聴いたことだろう。 歌手のAdam Astonもなかなかいいのですが、ここにでてくるアコーディオンが気にっています。

まず、出だしにがつんとアコが登場してイントロを奏でる。 かなり暗い感じの図太い音色のアコーディオンの音色だ。 さわやかさとか、軽快さとか、華やかさとは対極に位置するトレモロを取り去ったドライサウンドだ。 このイントロはあっという間に終わり、Adam Astonの暗くメランコリックな歌いだしが始まる。 その間、ちょっとだけおかずを入れるだけで、アコはタンゴのリズムを刻むことに専念している。 そして、そのAdam Astonのメランコリックな歌いだしから、感動的な登り上げるようなルフランの歌いだしの合図を出すのが、このアコのおかずというか、突き出しだ。 その後、Adam Astonの歌のメロディーにアコーディオンはさりげなくそっと伴奏する。 しっかりとタンゴのリズムを刻むことも忘れない。
そして、2番のメランコリックな歌いだしの後、アコーディオンがルフランの合図を送る、このルフランの合図がなかなかいい。 出だしの図太い、もの悲しいサウンドと基本的に同じリードの組み合わせなのだが、感動的な歌いあげるようなメロディーを誘い込むような合図を送るようなおかずがおいしい。
そして、その2回目のルフランの後、Epilogに入るときに、Adam Astonに変わって、このアコがまさに、満を持して、見事に、このルフランを歌い上げるのだ! そして、Adam AstonのEpilogでこの曲が終わる。

まさに、さりげなくも、しっかりと存在感を示した、ドライサウンドのアコーディオンだからこそできる、心の叫びを出し切っているといえる。

そこには、トレモロの華やかさや、表面的な綺麗さを取り除いた、生身のリードの響きがハートの鼓動とビブラートする一瞬だ。 Adam Astonの油の乗った、大人の男の愛の賛歌も素晴らしい。 そんな、男の愛の歌を歌うのが、このドライサウンドのアコーディオン、だ、と感じます。 と、アコーディオンオタクは一人勝手に感動しているのでした。

聴けば聴くほど、好きになる曲だ。 ナチスドイツがポーランドに侵攻するまであと6年。 ワルシャワにはロマンチックな音楽があふれていた。

それから6年後のワルシャワ:
https://www.youtube.com/watch?v=LB2rWJbWaRQ
 
 
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