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うまい魚を求めて1000㎞

 投稿者:布施院  投稿日:2018年10月28日(日)19時24分11秒
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  ラスベガスから戻った時差が治ってないのに、商売道具をライトバンに積み込んで、夜明け前の4時起き、5時出発金沢までの500kmドライブにでかけた。 午後3時に到着すればいいので、朝8時発でもいいものを、通勤ラッシュを避けたいのと、あわよくば金沢で旬の魚でも食べたいという隠れた欲が働き、元気よく4時起床、04:45出発。 高速は、渋滞は無いけど、それでももう結構混んでいる。みなさんご苦労さんです。

さぁ、どんな魚か、などと期待に胸を弾ませることしばし。 鼻歌が消えたのは100㎞ほど走行したあたり。 200㎞走行時には、もう眠気が襲ってきて、後の300㎞はへとへとで、サービスエリアごとに休憩ついでに、元気をつけなくっちゃ、といっては、甘いものを口にしたり、食べちゃったり、で、それでも、金沢には、なんとか、午後1時半ほどには到着。 金沢東のインターチェンジをでるとすぐに目に入ってきたのが「回転寿司 すしくいねぇ」の看板。 躊躇なく飛び込み、入口を入ってすぐのカウンター席が空いていたので、さっとそこに座り、850円のセットを注文。 で、それが出てくる間に、気がついたのですが、脇の待合室には、番号札を持った待ち行列の人々が30人ほど待っていて、なんとなく僕を見ている。 あ、待っている人をさしおいて、ずる込みをしてしまったわけね、私!
もっとも、一人で来ている人がいなかったせいか、だれも文句を言う人がいなかったのが幸いでしたが、ちょっと冷や汗。 で、この850円のセットに11-12巻にぎりが載っていて、で、うまい! 店の宣伝物をみると、ねたはすべて店内で水槽から出して、生き〆と書いてある。そりゃ旨いわ、行列ができるわけだわ、ごめんなさい。

2日間の取引先主催の展示会への出展と説明のための出張で、当日は、その準備のために金沢入りしたわけですが、午後7時過ぎにやっと準備が終わると、取引先様が、お酒抜きの軽い夕食をどうですか、と誘っていただいたので、ごちになることにして、いよいよ魚だ! と期待に胸膨らませ、いい感じの小料理屋がならぶ小路をしばし行けば、さらに高まる旨の鼓動。
で、入りました! ホルモン焼き専門店。 ミノ、ハツは序の口で、小腸、大腸、親かわ
(老鶏の皮、で、やたらに固い)、その他、牛豚のさまざまな内臓をほとんどたべたので、もう獣医学論文が書けそう。

初日の展示会が終わり、飲み会があるぞ、というので、今宵こそはと期待に高まる旨の鼓動。 参加者約12名の飲み放題コースながら、放題は、飲みだけで、食事は、二次会があるのでということもあったようで、食事は、小ぶりな刺し盛りが2皿で、あとは、各自追加注文をしてもいいけど。。。的な感じなので、特に腹持ちの良いものをとらないまま、刺し盛りの刺身を何切れかいただきました。 これはおいしかったけど、みなさんご遠慮深い方々が多く、ほとんどだれも手を付けないので、僕だけがもりもり食べるわけにはいかない。 で、まぁ、そこは、助走だと割り切って、二次会に期待しながら、とりあえず飲む方に専念。
で、いよいよ二次会だ! いよいよ待ちに待った、北陸の海の幸、秋の油の乗った東京では食べられない魚ちゃんたちとの運命の邂逅が待っている。 なんせ、数日前に見たテレビでは北陸ではスーパーで売っている魚さえ、めちゃうまい! とだれかが言っていたのを耳にしていたので、もう、高まる鼓動で心臓が口から出てきそう。

で、入りました、台湾小皿料理のお店。 ここでも、放題は飲む方で、食べるのは、一人
小皿一品ということになり、小さな小皿料理をみんなで少しずつ分けて、美味しくいただきました。 うーん、どこか、不完全燃焼。 で、ホテルに帰る道すがら、同じホテルに宿泊している参加者の方に、金沢では、魚が美味しくていいですね、と、お伺いしたところ、いやいや、若い人も、自分らも、一番食べたいものは、肉! 二番目に食べたいのは、やっぱり肉! 強いて3番目に食べたいものは何かと訊かれれば、お応えします、それは、肉!
だとのこと。 魚は、ありすぎちゃって、だれも食べたくない、んだそうです。
前日に飛び込んだ、めちゃ込んでいた回転寿司屋は観光客であふれていた、ということかもしれない。

2日目の展示会が午後5時で終了したが、その翌日は金沢マラソン大会があるとのことで、金沢全域、近隣のホテルもすべて満室。 それならば、500㎞走って、家まで帰ろうと、走りだしたが、秋の日暮れはつるべ落とし。 日はとっぷりと暮れている。 カーナビを頼りに走りだしたものの、30㎞も走るともう、睡魔が襲ってきた。 これで飛騨高山、上高地、乗鞍高原を超えての夜中の山道は無理とあきらめて、何とか、隣町の富山までの50㎞の距離を頑張って走り、ホテルを探せどもどこも満員。 聴けば、金沢マラソンと同日の明日は、富山マラソンだそうで、すべてのホテルが売り切れ状態。たまたまあるホテルの喫煙ダブルルームが空いていたので、嫌だけど、窓全開で寝ることにしてそこに泊まることにした。 で、富山も魚はいけるはずだと思いだし、近所の回転寿司屋、と探すと、Googleが何軒かの回転寿司屋を教えてくれたけど、いってみると、どこも観光客と明日のマラソン参加者で満員、で、しかも、観光客相手の値段だから、結構なお値段! で、Googleに「近所のラーメン屋!」と尋ねて、いきました、ラーメン屋に。 旬の海の幸を求める旅は、かくして終わりを告げることになった。

雨、突風、集中豪雨だった金沢を立つ日が来た。 あ、実際は、富山からの出発になったですが、曇り空の富山から高山方面に一般道を走ると、山と見事に色づいた渓谷が迫ってくる。
電波の弱いカーラジオからはNHK朝のクラシック、モーツァルトのディベルティメントが流れている。山道が高度をますごとに徐々に雲がきれ、朝の太陽が見事に色づいた山の紅葉を照らして、山全体が、谷間全体が、赤や黄色の木々の葉と針葉樹の常緑樹が交じりあって輝くようだ。

思えば、それらの木々は若葉のころをともに過ごし、今こうして、老いを迎えている僕らのようだ。 僕らは、今、きっと輝いているはずだ。 だって、これらの木々は輝いていて、美しいのだから。 僕らは、きっと、人生で一番輝いていい時期に差し掛かっているのだと考えたい。 ふと山の高いところを見渡せば、そこはすでに落葉して、木々の幹や枝が細く見えている。 この輝きは永遠には続かないのだ。 この輝きは、一瞬なのかもしれない。 思えば、若葉のころ、花のころ、実のなるころとて、永遠には続かない。 それは、結構短いものなのだ。 この美しい、輝くような紅葉の時期をみなさんと一緒に過ごせることは素晴らしいことです。 やがては、散っていく美しい紅葉であることを知りつつ、今を楽しく、これ以上後悔の無いような人生を生きたいものです。

で、その後、自宅にはたどり着かず、途中の、八ヶ岳でもう一泊。 自宅に帰ったら、回転寿司に直行だ!
 
 
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