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手の届く距離

 投稿者:川井 浩  投稿日:2018年10月 9日(火)07時20分30秒
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  覆いかぶさっていたぶどうのツタを払い除けたら、柿の木は思いのほか実をつけていたので、♪かーきがなった、かーきがなった、黄色いかーきぃがー♪ それも手の届くところにたわわに、と喜んでいたのですが、それは見知らぬ厚かましい通行人にも都合の良い、手のとどく距離であることに気がついて、かわいい娘が変な奴に捕まらないといいという親心に似た気分になり、そっちのほうが気になりだしてしまった。

とはいえ、やはり気になるのは、柿。 色づく前に収穫してはちょっと味が不満。 色づいてからでは盗まれる。 やっと、最近、来なくなったハクビシンに代わって、鼻筋が白く無く、2本足歩行するホモサピエンスのおやつとなる可能性がでてきた。 ホモサピエンスに、黄色く色づいて微笑む柿に手を伸ばすな、と思い止まらせるのは、容易ではない。

渋柿です、という札をぶら下げても、効果は望め無いし、あなたの心を捨て無いで、みたいな標語をかかげても、そんなモラルがあればこそ、手を伸ばすことはないわけで、なんとなく、不特定の通行人を疑いの目でみてしまう我が心の狭さが、悲しくなってしまった。

実らせるのにどれほどの苦労をしたのか、と、言われれば、肥料もあげていないし、半日しか日が当たらないのに、よく育ってくれて、孫まで作ってくれた、自慢の娘みたいなものだから、ハシゴに登らないと取れない、高いところに実っている柿が残ってくれれば御の字、と、観念することにしよう。

それはカラスがもっていく、なんてことになったら、そのときは、怒るよ!

あ、以前、カジッタさんちの別荘の柿もぎに呼んでもらって山ほどの柿をいただいたことをおもいだしました。 わざわざ人を呼んで柿をわけてあげる、ぐらいにならないとだめだなー、と、だんだん恥ずかしい気持ちが湧いてきました。
 
 
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