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禁断のキャラメルコーン

 投稿者:川井 浩  投稿日:2016年 3月17日(木)23時46分40秒
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  あ”~! ついに開けてしまったのだ、禁断のキャラメルコーンの袋を! たべてぇ~、とあやしくも、やさしく響くそのささやき! じゃ、ちょっとだけね、とひとつまみで3つぐらいをとって、口に含むときの罪悪感と快感! で、きがつけば、もう2回目、3回目と口に入れている。 家族にも見つからないホテルの一室。 これぞ、禁じられた恋の味。 甘い、心地よく甘い。 甘美とはこのことか。 で、半分ほどつまみ進むと、それまでの主役のキャラメルコーンの陰に隠れてひそかに忍んでいたピーナッツちゃんが見え隠れしている。 まるで、かくれんぼをしているようだ。 で、その自己主張をしない、奥ゆかしい塩バターのピーちゃんは、甘美に酔いしれているふしだらなわたくしに、実は、妹のほうがおいしいでしょう? なんて、ちびのくせに背伸びして大人ぶった口をきいては、僕の気を引こうとする。 で、つまんじゃおうかな~、とつまんでみると、なんと、これが大人の味なのだ。 甘いばかりで、アグレッシブなおねえちゃんに比べて、地味だけど、しっかり者の妹のピーちゃんの存在がここで、にわかにクローズアップされるわけだ。 きがつけば、姉さんのキャラメルコーンをよけながら、ピーちゃんを探し求めているひろし。 さすがに、キャラメルコーン一袋をキャラメルコーンだけを食べ続けるには糖分取り過ぎで自動ブレーキがかかる。 妹のピーちゃんの地味だけど堅実な、しかし、大人っぽいその味が、甘さだけにおぼれていた僕を軌道修正してくれる。 そんな妹との堅実な生活を想像しつつピーちゃん探しをするうちに、ピーちゃんの絶対数が極めて少ないことに気がつく。
あ、あのかわいいピーちゃんはどこにいっちゃったのか? と迷うまもなく、姉のキャラメルコーンが唇を求めてくる。 で、だらしがない僕は、塩バターの味のあとに味わうキャラメルコーンの甘美さにまたもまいってしまって、最後に残っているキャラメルコーンに突撃してしまうわけだ。 気がつけば、アルミ箔のソフトパッケージのなかには、いくつかのキャラメルコーンの細かな破片と、妹のピーちゃんの下着、あ、ちがう、薄皮がわずかに彼女のおもひでを思い起こさせるのみ。 かくして、今夜も糖分と塩分取り過ぎの禁断のキャラメルコーンの世は更けゆくのであった。
 
 
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